いよいよ2024年7月3日から放送開始の【推しの子】
さらに主題歌も正体不明のアーティストGEMNによる「ファタール」に決定して、盛り上がりが加速しています。
そこで今回は主題歌「ファタール」の意味を作品の内容から私なりの考察を試みたので、よろしければ読んでみてください。
- 【推しの子2期】作品の内容から主題歌「ファタール」の意味を考察!
- 【推しの子2期】どこまで放送されるの?
- 【推しの子2期】主題歌「ファタール」の意味について
- ファタールの一般的な意味について
- 作品内容から主題歌ファタールに当てはまる女性は誰?
- 推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ①かな
- 推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ②あかね
- 推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ③ルビー
- 推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ④Memちょ
- 推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑤鮫島アビ子
- 推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑥吉祥寺頼子
- 推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑦姫川愛梨
- 推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑧斎藤みやこ
- 推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑨寿みなみ
- 推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑩不知火フリル
- 推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑪鷲見ゆき
- 推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑫アネモネ・モネモネ
- 推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑬天童寺まりな
- 推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑭ツクヨミ
- 推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑮片寄ゆら
- 主題歌「ファタール」に当てはまる女性はアイ
- 「推しの子」ファタールについてまとめ
【推しの子2期】作品の内容から主題歌「ファタール」の意味を考察!
【推しの子2期】作品の内容から主題歌「ファタール」の意味を考えていきたいのですが、まずは2期ではどこまで放送されるのか調べてことをまとめたいと思います。
【推しの子2期】どこまで放送されるの?
調べてみたところ【推しの子2期】は原作2.5次元舞台編とプライベートの全40話分が放送されるのではと予想されます。
【推しの子2期】主題歌「ファタール」の意味について
2.5次元舞台編をメインに進んでいくと思われる【推しの子】のアニメ2期
主題歌「ファタール」の意味を考える前に一般的なファタールの意味についてまとめていきたいと思います。
ファタールの一般的な意味について
ファタールの一般的な意味について調べてみると、まずファム・ファタールを略しているものと思われます。
元々は運命の女という意味で、魅力的な女性を表していますが、単にチャーミングという訳ではありません。
“惑わす”や“艶やか”などの意味を含んで主に「男を破滅させる魔性の女性」を表しています。
代表的な例としては、2人の男を虜にした踊り子カルメンなどが挙げられます。
主題歌「ファタール」の意味をファム・ファタールとすると、おそらくアクアを“破滅させる魔性の女”を表すのではと思います。
それは一体誰なのかについて次に考えていきたいと思います。
作品内容から主題歌ファタールに当てはまる女性は誰?
作品内容から主題歌「ファタール」の意味するところにあてはまる女性キャラは誰なのかについて考察してみようと思います。
まず推しの子でアクアにおけるファタールが誰なのかを探ってみるとその意味するところが見えてくるのではないでしょうか。
【推しの子】2期は2.5次元舞台編をメインとしていて、次のような女性キャラクターが登場します。
それぞれのキャラクターについて説明&考察をしたうえで主題歌ファタールの意味するところに合う女性は誰なのか考察してみたいと思います。
推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ①かな
かなは2.5次元舞台「東京ブレイブ」において剣という活発な女剣士を演じます。
アクア演じる刀鬼と敵対する立場ではありますが、アクアの演技に足りない物についてかなが心を鬼にして伝えています。
明るくて活発な剣がしっくりと当てはまるかなは、ファタールという観点からはかなり遠い存在のように感じます。
推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ②あかね
あかねは2.5次元舞台「東京ブレイブ」において鞘姫というアクア演じる刀鬼の許嫁を演じます。
心優しく美しい女性の鞘姫はあかねにピッタリです。
アクアが演技で行き詰まったときもあかねが協力して何とか物にします。
ただ、あかねの役柄でもプライベートでも献身的な姿はファタールとしては当てはまらないのではと思います。
推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ③ルビー
ルビーは2.5次元舞台編において登場回数が少なく、主な活躍の場はプライベート編です。
PV撮影現場の故郷において想い人ゴローの無残な姿を目にして復讐を誓い闇落ちしたルビー
その際、両目に黒い星が宿り、監督を務める映像クリエイターのアネモネや周囲の目を釘付けに
“惑わす”という意味ではファタールの要素を含むように感じますが、アクアにとってどうかと言われるとやはり違うように感じます。
推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ④Memちょ
Memちょは全体的にメインとしての登場は少ないですが、サスペンス色が強い【推しの子】において癒しな存在です。
病に倒れた母を支えて弟2人分の学費も稼ぎきった献身的かつ大黒柱ともなったMemちょ
華奢で可愛らしい姿から想像もできないほどの逞しさはギャップともいえる魅力を持つ彼女ですが、
健気という言葉がしっくりとくるためファタールという観点からは当てはまらないと思われます。
推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑤鮫島アビ子
「東京ブレイブ」の原作者にて若き人気漫画家
才能が溢れながら拘りもあるため、周囲と仲良くしたいのに上手くできないのが悩み
2.5次元舞台では公演直前に台本全ての描き直しを要求して、舞台が一時危機に陥ってしまいます。
翻弄された脚本家やプロデューサーなど関係者にとっては破滅の危機だったので、ある意味魔性かもしれません。
推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑥吉祥寺頼子
「今日あま」の原作者であり、アビ子の師匠
ドラマ化された際の失望感から原作者の気持ちも制作側の努力も理解を示し、固くなっていたアビ子の心をほぐしていました。
このときは舞台が危機に面したアクア達を救った女神ともいえます。
2年後の映画「15年の嘘」の演出ではアビ子と一緒にアクアにルビーとのキスシーンを求める場面もあり…
これは、ある意味アクアにとって精神的な破滅の危機でした。
推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑦姫川愛梨
「東京ブレイブ」で主演の姫川大輝の母で、彼女も朝ドラヒロインを演じた有名女優
大輝は夫の上原清十郎ではなくカミキヒカルの子であり、このことが判明したことで心中したようです。
夫がいながらも当時11歳少年と関係を持つ愛梨はファタールの要素を持っているとも考えられます。
ただ既に故人で直接アクアとの接触はないので、アクアにおけるファタールから外れます。
推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑧斎藤みやこ
アクア&ルビーの保護者であり母親といえる苺プロダクションの現社長
アイが2人を極秘出産したときにはベビーシッターのような扱いをされた不満から週刊誌に暴露を試みたこともあります。
この点はある意味、アイや苺プロを破滅の危機に陥れたとも捉えられますが…
現在は母としても社長としても母性溢れる献身的な姿勢が魅力なので、ファタールから非常に遠いと言えます。
推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑨寿みなみ
ルビーのクラスメイトで豊満なボディを持つグラビアアイドル
みなみはルビーと一緒にアクアの稽古場へ見学に行くのですが、「東京ブレイブ」の出演する鴨志田からナンパされます。
そこをメルトが助け船を出したので事なきを得て、ホッとしていました。
みなみの放っておけない雰囲気は魔性ともいえますね。
先ほどの2人とも何か交流があれば破滅へと導く可能性もあるかもしれませんが、その後特にないようです。
アクアともほとんど接点がないので、アクアにおけるファタールからは外れます。
推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑩不知火フリル
ルビーのクラスメイトで歌って踊れて演技もできるマルチタレントな美少女トップスター
原作では映画「15年の嘘」のキャスティングから登場が一気に増えますが、2期ではクラスメイトとして一緒に昼食を取るシーンに出てくるのではと予想されます。
整った美しい顔立ちに口元のほくろが色気を増します。
本来の彼女は独特の言葉選びにより面白さが全面的に現れていますが、テレビ向けには清楚でクールな雰囲気を演出しています。
映画で姫川愛梨の役を演じている姿は、男が夢中になるのも確かと思わせる何かがあり、ファタールの要素を持っているように感じます。
ただ、アクアを破滅させるかというとそこからは離れているように思います。
推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑪鷲見ゆき
恋愛リアリティショー「今ガチ」の出演者の1人でファッションモデル
2.5次元編では共演者だったアクアとあかねが出演する「東京ブレイブ」を見に来ています。
「今ガチ」では共演者の男子2人を翻弄させるという小悪魔的な魅力を見せていました。
共演者の1人ノブユキとは番組内では付き合わず、秘密裏に交際を始めました。
これはまさに魔性の女でありファタールの要素を十分に持つと言えるでしょう。
ただ、アクアにおけるという点を考えるとファタールから外れると判断できます。
推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑫アネモネ・モネモネ
Memちょの知り合いのインスタグラマーかつ映像クリエイター
B小町のMV撮影を引き受けた際に闇落ちしたルビーの魅力を最大限に引き出した傑作にして、B小町の注目度を上げてくれました。
大人な雰囲気とクリエイター独特のオーラから魔性の要素は感じますが、登場はこのときだけなので見た目からの個人的なイメージです。
推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑬天童寺まりな
さりなの母であり広告代理店に勤めるキャリアウーマン
2.5次元舞台編とプライベートでは回想のみの登場ですが、難病のさりなから目を逸らして仕事に逃げてしまった様子はゴローの目には非情な母と捉えられています。
さりなの心に暗い影を落としたのは紛れもない事実で、魔性とは全く違いますが…
後のスキャンダル編では夫と2人の子供と過ごすまりなを目の当たりにしたルビーを地獄に突き落とします。
推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑭ツクヨミ
アクアとルビーの前に度々現れて2人を確実に復讐へと導く謎の少女
前世はゴローとさりなにケガをしていたところを助けられたカラス
最初のころは、2人の復讐心を煽っていたので破滅への道を示していたので、いかにも怪しかったのですが…
前世の正体が分かってからは、2人を見守る様子の描写が増えてきているので、敵か味方か分からなくなってきました。
この読めなく怪しげな雰囲気は魔性という見方もあると思います。
ただ、少なくともアクアがツクヨミを恋愛対象として見ていないので、アクアにおけるファタールからは外れるでしょう。
推しの子アニメ二期に登場する女性キャラ ⑮片寄ゆら
予想されるアニメ2期の範囲の原作には出てきてはいないのですが、今をときめく人気女優
彼女も目に星を宿していて、映画「15年の嘘」にて鏑木Pから主役級をオファーされるほどでした。
1話のみの登場ですが、なんとカミキヒカルに命を奪われてしまいます。
ドラマを始め、CMや雑誌の表紙も飾るほどの知名度と人気を誇っていたことがわかります。
カミキの「価値ある命を奪うことで自分の命の重みを感じる」という歪んだ価値観に当てはまってしまったゆら
男が罪を犯すほどの魅力を持つ彼女もファタールの要素があるといえるでしょう。
ただ、アクアとは接点もないため彼におけるファタールからは外れると判断できます。
ここまで2期に登場する主な女性キャラクターについて調べてみましたが、アクアにとってのファタールに当てはまる人物は見当たらないように思います。
そうなるとアクアを破滅させる魔性の女性“ファタール”“は誰なのでしょうか。
突詰めていくと、本編の登場は回想だけとなる「アイ」が一番ファタールに当てはまるように感じます。
そのことについて次の章で紹介していきたいと思います。
主題歌「ファタール」に当てはまる女性はアイ
アクアにとっての“ファタール”はやはり「アイ」なのではと考えられます。
ゴローとして患者のアイに接しているときに奴隷と書いてファンというルビを振っていました。
普通、自分のことを奴隷とは言いたくないと思いますが、アイに対してならば何者でもなると言っています。
崇拝という言葉の方が合っているようにも感じるほど熱を上げている様子は魅力的な女性に狂わされているかのようです。
アイの命が理不尽に奪われた際には、その強い思いが復讐心へと変貌していきました。
そして、2.5次元舞台編ではアクアは「演じる=復讐」と覚悟を決めて、復讐を果たすためにパニック障害をも演技へと昇華させました。
向き合うだけでも困難なパニック障害を感情演技するための武器にしようとします。
それは演じる度に激しい痛みを伴う苦しみを生涯ともにすることになります。
どれほどの苦しみがあろうとも無念を晴らしたいとアクアを突き動かす原動力となるアイ
まさにアクアを破滅へと導く魔性に満ちた女性といえるのではないでしょうか。
アイの復讐に全てを捧げてしまうアクア
主題歌「ファタール」はアクアが全てを捧げてしまう女性「アイ」を表しているのではと思われます。
命を落としてもずっと影響を与え続ける「アイ」
【推しの子】は「アイ」なくしては語られず、彼女が物語の中心だといえるでしょう。
「推しの子」ファタールについてまとめ
ここまで【推しの子2期】の主題歌「ファタール」について作品の内容から意味を考察してきました。
ファタールの一般的な意味が「男を破滅させる魔性の女性」であることから2期に登場する女性を調べたことについてまとめます。
アクアが復讐に全てをかける姿を見ていると【推しの子】の物語は「アイ」を中心だと感じられます。
映画「15年の嘘」の撮影も終えて、復讐へラストスパートをかけるのかと思ったら…
また違う展開にもなりそうな予測不能な【推しの子】
アニメ2期の放送開始を待ちながら原作も楽しんでいきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
推しの子公式
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