島耕作が佐賀県副知事になった理由は何?どんなことをしているの?

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佐賀県は島耕作氏を2023年11月14日(火曜日)付けで佐賀県の副知事に任命しました。

Mayu
Mayu

島耕作さんって漫画のキャラですよね?

何で佐賀県副知事になっちゃうの?

こんな風に気になっている方もいらっしゃるかと思います。
(わたしがそうでしたが…)

そこでここでは島耕作さんが佐賀県副知事になった理由について調査してわかりましたことをまとめてみました。

さらに、島耕作さんが副知事としてどんな活動をしているのかについてもご紹介します。

このページを読んでわかること

・島耕作が佐賀県副知事になった理由は何か
・島耕作は佐賀県副知事としてどんな活動(公務)をしているのか

島耕作が佐賀県副知事に就任

佐賀県は、「島耕作」シリーズの主人公の島耕作氏を2023年11月14日(火曜日)付けで佐賀県の副知事に任命しました。

累計発行部数4,700万部を超え、シリーズ40周年を迎えた「島耕作」シリーズとはどのようなまんがなのでしょうか?

くわしくご紹介します。

「島耕作」シリーズとは

『島耕作』(しまこうさく)シリーズは、弘兼憲史による日本の漫画作品。『モーニング』(講談社)にて、1983年6号から連載がスタートしたまんがです。

2021年1月時点で「島耕作」シリーズのコミックス累計発行部数は4600万部を突破。

シリーズ作品はこちらになります。

「島耕作」シリーズ作品一覧

『課長島耕作』
『部長島耕作』
『取締役島耕作』
『常務島耕作』
『専務島耕作』
『社長島耕作』
『会長島耕作』
『相談役島耕作』
『社外取締役島耕作』
『ヤング島耕作』
『係長島耕作』
『学生島耕作』

【スピンオフ】
『島耕作の事件簿』
『転生したら島耕作だった件』
『騎士団長 島耕作』
『逢いたくて、島耕作』

次に「島耕作」シリーズが今回の佐賀県のように企業等とコラボレーションした事例がありますのでご紹介していきます。

「島耕作」シリーズコラボレーション

こちらは「島耕作」シリーズが過去にコラボレーションを行った主な事例になります。

過去にコラボレーションを行った主な一覧

【NTTドコモ】
1994年にムーバのCMで宅麻伸が島耕作に扮して登場
【週刊朝日】
2008年島耕作社長と元外務大臣の麻生太郎の対談が掲載
【文化放送】
『 DJ島耕作の阿久悠リクエストパレード!』
【ラジオDJ】
2008年6月13日オンエア
島耕作社長がラジオDJ初パーソナリティーを務めた
【社長就任記念! 出張出演 島耕作】
各漫画にゲスト出演
『ママはキャバ嬢!』
『ザリガニ課長』
『喰いタン』
『山おんな壁おんな』
『ヘルプマン!』
『よんでますよ、アザゼルさん。』
『夢幻の軍艦大和』
『警視正 椎名啓介』
『あやめ40's』
『おい!ピータン』
『プリンセス オン アイス』
『もう、しませんから。』
【au】
2008年携帯電話特別バージョン「島耕作ケータイ」限定発売
【ファミリーマート】
2009年『LOTTEグリーンガム』の島耕作特別パッケージが発売
【サントリー】
2010年『ザ・プレミアム・モルツ』父の日限定CMで矢沢永吉と競演
【NHK BS1】
『島耕作のアジア立志伝』NHK BS1にて放送
【トヨタ】
2013年『トヨタ・カムリ』講談社とトヨタ自動車とのコラボレーション
【ACジャパン】
2022年7月より1年間、日本腎臓財団の支援キャンペーン「若いうちから、腎臓健診」
【佐賀県】
2023年11月佐賀県の副知事に就任


佐賀県とのコラボレーション企画では原作者・弘兼憲史さん監修によるオリジナルマンガ「副知事 島耕作」をWEB等で公開しされています。

次に島耕作が佐賀県副知事に就任した理由について調査していきましょう。

島耕作が佐賀県副知事に就任した理由について

ここからは「なぜ、島耕作氏が佐賀県の副知事にオファーされ、引き受けたのか。そして、なぜ佐賀県でスポーツビジネスに携わることになったのか」について調査していきます。

島耕作が佐賀県副知事に就任した理由については特設サイトで公開された原作者・弘兼憲史氏が監修したオリジナル漫画「副知事 島耕作」に書かれているおりました。

その内容についてまとめますとこのようになります。

島耕作が佐賀県副知事となった理由

・早稲田大学を卒業しているから
(学長の大隈重信が佐賀県出身)
・佐賀県は民間企業経験者の採用が日本で一位
・ビジネスでの経験を地方自治体にも還元したい

これらが主な理由であると記載されておりました。

Mayu
Mayu

副知事は知事の任命と議会の承認があればなれるので

佐賀県に住んでいなくてもなれます。

また、知事や県議会議員については住所についてはこのように定められております。

知事・県議会議員の住所について

日本国民で満18歳以上であり、 引き続き3カ月以上その都道府県内の同一の市区町村に住所のある者

オリジナル漫画は「佐賀県×島耕作コラボレーション」特設サイトにて2023年11月14日(火曜日)から公開されています。

島耕作氏が佐賀県の副知事に就職することとなった経緯や想い、公務として取り組む佐賀のスポーツビジネスについて「島耕作シリーズ」の世界観で楽しめます。

オリジナルマンガの内容は?

オリジナルマンガの内容は、島耕作が副知事に就任するまでの経緯や佐賀のスポーツビジネスが描かれています。

佐賀県は民間からの中途採用者の割合が約15%を占め4年連続で全国1位(2023年4月時点)です。

これまでも多様な人材を受け入れてきた佐賀県。

漫画のキャラクターである「島耕作」を“中途採用”するのもその一環だと位置づけているそうです。

中途採用者の割合で全国一の実績をもつ佐賀県は「いい上司(リーダー)の日」に人気ビジネスの主人公「島耕作」を採用しました。

佐賀県の山口祥義知事は島耕作のファン

佐賀県の山口祥義知事は島耕作シリーズ全巻を読破するファンです。

今回のコラボレーションにあたって山口佐賀県知事はこのようにコメントをしていました。

「島耕作」シリーズは連載40周年を迎え、日本で最も有名なビジネスパーソンの一人であり、大手家電メーカー「TECO⊥(テコット)」の社長、会長を歴任した島耕作氏を副知事に任命し、佐賀県のスポーツビジネスと半導体産業の情報発信を担当していただきます。

昭和、平成、令和とそれぞれの時代を人脈とアイデア、そして常に前向きな姿勢で乗り越えてこられた島耕作氏の知見が佐賀県政に活かされることを期待しています。

引用:佐賀県公式サイト

島耕作が佐賀県副知事としてどんな活動(公務)をしているのか

島耕作氏が佐賀県の副知事として担当する公務は主にこちらの4点です。

①スポーツビジネス
②スポーツマンガ号
③半導体産業
④執務室の公開

それではひとつずつ見ていきましょう。

島耕作が副知事として担当する公務①スポーツビジネス

島耕作副知事が担当する公務の1つ目は、スポーツビジネスの分野です。

2024年に佐賀県で開催されるSAGA2024 国スポ・全障スポやSAGAアリーナ誕生、プロスポーツチームの躍進のサポートを副知事として主ないます。

さらに、佐賀県のスポーツの盛り上がりをさらに加速させるべく後押しすることが期待されています。

島耕作が副知事として担当する公務②スポーツマンガ号

島耕作氏の担当する公務の2つめは、マンガを通じてスポーツに興味を持ってもらい、スポーツ文化の裾野を広げるプロジェクトです。

講談社の人気スポーツマンガ30タイトル以上と「島耕作シリーズ」、約750冊を集めた「スポーツマンガ号」が東京都内と佐賀県内を走行します。

展示期間中は、様々なスポーツマンガを無料で読むことができ、マンガを通じてスポーツの楽しさに触れていただくことができます。

島耕作が副知事として担当する公務③半導体産業

3つ目の島耕作氏の副知事としての公務は、飛躍的成長が期待される佐賀県の半導体産業のさらなる飛躍の後押しです。

さらに様々な情報を発信。

佐賀県では2022年10月には、半導体産業において、人材の育成やサプライチェーンの強化をはかる「さが半導体フォーラム」が発足しています。

「さが半導体フォーラム」の情報発信も島耕作氏の助けを得て加速させる予定です。

“島耕作副知事”は「このプロジェクトが新たなビジネスを生み出し、佐賀県ひいては日本の未来をよりよいものにできるよう、全力で取り組んでまいります」とコメントしています。

島耕作が副知事として担当する公務④副知事 島耕作の執務室大公開展

島耕作氏が副知事として担当する公務の最後は副知事 島耕作の執務室大公開です。

副知事として業務を遂行する島耕作氏の執務室を公開し、連載40周年記念の複製原画などが展示されているのだそうです。

島耕作氏の執務室仕様となった県庁CLASS(旧知事室)にて最先端のCG技術で再現した島耕作に会える企画展などのイベントも開催されるとのこと。

また、来場特典として、アンケートにご回答すると、抽選1名様に今回のコラボキービジュアルの複製原画が当たるプレゼントキャンペーンも実施されています。

県議会総務常任委員会で不満の声も!

県議会総務常任委員会で県議が「議会の同意を得ずに副知事に就任している」と

人気漫画「島耕作」シリーズの島耕作が佐賀県とのコラボ企画の一環で副知事に就任したことについて不満の声があがりました。

前述もした通り副知事になるための要件として知事からの任命と議会の承認が必要となってきます。

しかし議会の承認がされていなかった島耕作さんの副知事就任について。

これに対して、議会の質疑で自民党の木原奉文県議が、「議会の同意を得ずに島耕作が副知事に就任しているが、規定を無視して任命したのか」と質問。

またこの質問に平尾健政策部長は「あくまで情報発信のプロモーション企画として考えている」と答弁しました。

木原奉文県議は「議会を軽視している」

平尾健政策部長は「島耕作は実在する人物ではなく、地方自治法162条で選任する副知事には該当しないと判断した」と答弁しています。

Mayu
Mayu

ただ、これは副知事と明言しているわけですから

ちょっと苦しい言い訳と感じましたね

木原奉文県議はそもそも情報発信プロジェクト自体について「事前に議会に説明がない」と不満の声をあげていたようです。

Mayu
Mayu

つまりは勝手に取り進めている知事に対する警告のような感じですね

知事というのは首相と違ってどちらかというとアメリカの大統領のような強い権限を持っております。

ですから常に議会は知事の動向にも目を光らせているというわけですね。

【詳しくはこちらもご参考ください】

島耕作の副知事就任についてのまとめ

ここまで大人気漫画のキャラクターである島耕作さんが佐賀県の副知事に任命されたことについてご紹介いたしました。

まとめますとこのようになります。

島耕作の副知事就任について

【任命日】
・2023年11月14日
【任命理由】
・早稲田大学を卒業しているから
(学長の大隈重信が佐賀県出身)
・佐賀県は民間企業経験者の採用が日本で一位
・ビジネスでの経験を地方自治体にも還元したい
【活動内容】
①スポーツビジネス
②スポーツマンガ号
③半導体産業
④執務室の公開

このような経緯と理由で佐賀県副知事に任命された島耕作さん。

プロジェクトは全国に佐賀県がスポーツビジネスや半導体ビジネスに力を入れていることが話題になったので成功だと言えるのではないでしょうか。

さらに中途採用者の割合で全国一の実績をもつ佐賀県が「良い上司(リーダー)の日」である11月14日に島耕作氏を副知事に任命したこともおもしろいと感じました。

今後はどのような形で佐賀県をPRしていくのか?

今後の動向についても注目ですね!

島耕作効果で佐賀県がますます発展されることを願います。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

佐賀県公式ページ

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